最高学部の食事の様子
男子部・女子部でそれぞれ生活をしてきた学生が共に学び生活をするという中で、新しい生活様式が生まれています。特に、皆が一堂に会する毎日の昼食時間は、2つの食文化が融合をする時間であり、場所でもあります。食事時間に対する関心も次第に高くなり、とくに、和・洋に合せた食器の使い分けや、マナーの向上、そして食事の報告内容の工夫と充実を目指す、など学生委員会や学園特別実習の食グループが中心に取り組んでいます。
平成17年度からは新しいカリキュラムがスタートしました。例えば、昼食献立を1年生全員が交替で立てることが始まっています。男子部と女子部の昼食で、また、東天寮や清風寮でよく食し、好評だったそれぞれの献立がテーブルに乗ることが新鮮です。好評なものは、女子部献立の混ぜご飯、すまし汁、男子部献立のビビンバ、青椒肉絲(チンジャオロース)です。お互いが食べ育ってきたものを知ることからも、食への関心と理解が深まっているようです。
3年生の共同研究や2年生の学園特別実習の中でも食にかかわる複数の継続テーマがスタートしています。この中でも男子部、女子部時代の体験が生かされています。まだまだ試行錯誤の面が強いですが、次第に軌道に乗りつつあります。共同研究では、「自分たちの食を賢く選ぶ」ことをテーマとしていますが、最近は食糧部とも連携して学園で使う那須のお米についても、今まで皆で考えてきた選定基準に照らし合わせて吟味する研究も始まっています。今後は、科学的アプローチも加えて、できるだけ自分たちのこれからの生活に、また学園の食に役立てられるものにして、学部らしい学びができるようにしていくつもりです。